◇ 初診料(歯科)の注1に規定する施設基準
(1) 口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌
処理を徹底する等十分な院内感染防止対策を講じている。
(2) 感染症患者に対する歯科診療を円滑に実施する体制を確保している。
(3) 歯科外来診療の院内感染防止対策に係る標準予防策及び新興感染症に対する対策の研修を4年に
1回以上、定期的に受講している常勤の歯科医師が1名以上配置されている。
(4) 職員を対象とした院内感染防止対策にかかる標準予防策及び新興感染症に対する対策等の院内研
修等を実施している。
(5) 当該保険医療機関の見やすい場所に、院内感染防止対策を実施している旨の院内掲示を行っている。
(6) (5)の掲示事項について、原則としてウェブサイトに掲載していること。
(7) 年に1回、院内感染対策の実施状況等について、様式2の7により地方厚生(支)局長に報告している。
◇ 歯科外来診療医療安全対策加算
【歯科外来診療医療安全対策加算1】
(1) 歯科医療を担当する保険医療機関(歯科点数表の地域歯科診療支援病院歯科初診料にか
かる施設基準に適合するものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関を除く。)である。
(2) 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故対策等の医療安全対策に係る研修を修了
した常勤の歯科医師が1名以上配置されている。
(3) 歯科医師が複数名配置されていること又は歯科医師及び歯科衛生士がそれぞれ1名以上
配置されている。
(4)医療安全管理者が配置されている。
(5) 患者にとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき次の十分な装置・器具等を有
している。
ア 自動体外式除細動器(AED)
※ 自動体外式除細動器(AED)については保有していることがわかる院内掲示を行っている。
イ 経皮的動脈血酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
ウ 酸素(人工呼吸・酸素吸入用のもの)
エ 血圧計
オ 救急蘇生セット
(6) 診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前の連
携体制が確保されている。
(7)以下のいずれかを満たしている。
(イ) 公益財団法人日本医療機能評価機構が行う、歯科ヒヤリ・ハット事例収集等事業に
登録することにより、継続的に医療安全対策等に係る情報収集を行っている。
(ロ) 歯科外来診療において発生した医療事故、インシデント等を報告・分析し、その改善
を実施する体制を整備している。
(8) 当該保険医療機関の見やすい場所に、緊急時における連携保険医療機関との連携方法や
その対応等、歯科診療に係る医療安全管理対策を実施している旨の院内掲示を行っている。
( 適 ・ 否 )
(9)(8)の掲示事項について、原則としてウェブサイトに掲載していること。自ら管理するホーム
ページ等を有しない場合については、この限りではない。
◇ 歯科外来診療感染対策加算
(1)歯科外来診療感染対策加算1
ア 歯科医療を担当する保険医療機関である。
イ 歯科点数表の初診料の注1に係る施設基準の届出を行っている。
ウ 歯科医師が複数名配置されていること、又は歯科医師が1名以上配置されており、かつ、歯科衛生
士若しくは院内感染防止対策に係る研修を受けた者が1名以上配置されている。
エ 院内感染管理者が配置されていること。ただし、病院である医科歯科併設の保険医療機関にあって
は、歯科の外来診療部門に院内感染管理者が配置されている。
オ 歯科用吸引装置等により、歯科ユニット毎に歯の切削時等に飛散する細かな物質を吸収できる環境
を確保している。
◇ 歯科訪問診療料の注15に規定する基準
直近1か月に歯科訪問診療及び外来で歯科診療を提供した患者のうち、歯科訪問診療を
提供した患者数の割合が9割5分未満の保険医療機関である。
◇ 口腔粘膜処置
(1) 当該レーザー治療に係る専門の知識及び3年以上の経験を有する歯科医師が1名以上いる。
(2) 口腔内の軟組織の切開、止血、凝固及び蒸散を行うことが可能なレーザー機器を備えている。
明細書発行体制等加算
当院では療養担当規則に基づき、無償で明細書を発行しております。
医療情報取得加算
当院はオンライン資格確認を行なっており、患者様の受診歴や服薬歴を確認し、質の高い診療をおこなっております。